2026-07-22
つむじの薄毛、毛包注射12回は本当にすべて受けるべきでしょうか?
つむじの薄毛治療で毛包注射12回を勧められた患者さんの疑問に答えます。なぜ12回なのか、内服薬や外用薬との違い、そして治療を始める前に知っておくべきことについて、コルディア医院のキム・ダジョン院長が詳しく解説します。

つむじの薄毛、毛包注射12回は本当にすべて受けるべきでしょうか?
こんにちは。
コルディア医院の代表院長、キム・ダジョンです。

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つむじの薄毛で来院された方に毛包注射12回をお勧めすると、しばし静寂が流れることがあります。
言葉には出さなくても、表情から読み取れます。
‘これは過剰診療ではないか?’
そのお気持ち、十分に理解できます。
正直なところ、医師の立場としては「塗り薬を継続して様子を見ましょう」と申し上げる方がはるかに楽です。
お勧めすること自体が、時には負担になるからです。
それでも12回とお伝えする明確な理由があります。
それが患者さんにとって本当に役立つ道だと信じているからです。
今日は診察室では伝えきれなかったその理由を、落ち着いてお話ししたいと思います。
<診療哲学>
なぜ12回なのでしょうか?
12回という数字は、毛髪の成長周期から来ています。
私たちの毛髪は、成長期、退行期、休止期というサイクルを経て成長します。
薄毛が進行しているということは、このサイクルが乱れ、毛包が徐々に小さくなっていることを意味します。
毛包注射は、一度で劇的な効果が出る施術ではありません。
毛包が1サイクルを回る間、継続的に刺激と栄養を供給することで、毛根が太くなり、新しく生えた毛髪が定着するのです。
通常、2〜3週間隔で12回程度行うと約6〜8ヶ月。
この期間が、毛髪の1サイクルが定着するのに必要な最低限の時間です。

臨床研究では、アンドロゲン性脱毛症患者に3〜4週間隔で成長因子注射を行った結果、初回注射後3ヶ月時点で毛髪密度と成長率が統計的に有意に改善され、その効果は6ヶ月まで維持されたと報告されています。
短期間の研究でも、回数を重ねるごとに毛髪が反応するという事実が確認されたのです。
12回は、その反応を安定的に引き出し、維持するために設計された回数です。
たまに3〜4回だけ受けて「効果がないようです」と言ってやめてしまう方がいらっしゃいます。
しかし、その方々は効果がないのではなく、効果が見える時期が来る前に中断してしまったケースです。


*本写真は同一人物であり、同一条件で撮影しました。
もちろん、すべての方が一律に12回受けなければならないという意味ではありません。
薄毛の進行度合いや状態によって回数は調整されることがあります。
そのため、初回診察時に頭皮の状態を正確に診断してもらうことが重要です。
過剰なのではなく、「役割が違う」のです。
他にもよく聞かれる質問があります。
「つむじの薄毛に薬も飲んで塗っているのに、注射まで必ず必要ですか?」一つだけでも負担なのに、三つすべて行うとなると、負担に感じられるかもしれません。
しかし、この三つは同じことを三回行うのではありません。
作用する位置と方法が異なります。

内服薬は、薄毛を引き起こすホルモン自体を抑制します。
薄毛がさらに進行しないように防ぐ盾の役割です。
外用薬は、頭皮表面から毛包に吸収され、毎日栄養を供給する日常的なケアです。
毛包注射は、頭皮の奥深く、毛包が実際に位置する深さまで薬剤と成長因子を直接届ける集中ケアです。

外用薬が届かない深さまで直接届くので、弱った部分が回復する環境を作り出すのです。
それぞれ異なる場所で異なる役割を果たします。
だからこそ、一緒に使うことで相乗効果が生まれます。
つむじの薄毛は、片方だけを選んでケアすると効果が遅く、遅くなると結局、より長い期間、より多くの費用を使うことになります。
疑念を解消し、治療を始めましょう。
改めて申し上げますが、複数回の注射を勧められた際に疑念を抱くのは自然なことです。
その疑念を軽く流さず、医師に直接尋ねてみてください。
「なぜ12回なのですか?」「私の毛髪の状態では、どの時点から効果を期待できますか?」このような質問に明確に答えられない診療であれば、もう一度考えてみても良いでしょう。

私は患者さんが疑念を抱いたまま治療を始めることを望みません。
納得していただいてこそ、6ヶ月、8ヶ月と継続して通院できますし、そうしてこそ結果もついてくるからです。つむじの薄毛は、早く始めるほど結果が良い分野です。
ためらっている間にも、毛包は少しずつ小さくなっているからです。
もし疑念があれば、まずその疑念を解消させていただきます。

コルディア医院では、患者さんが納得されるまで十分に説明することが診療の出発点です。
これまでコルディア医院代表院長キム・ダジョンでした。
ありがとうございます。
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